「楽しみにしていた温泉旅行に、生理がかぶってしまった!」お気持ちお察しします。荷物も増える、体調もすぐれない、温泉も楽しめない。「温泉旅行が台無し!」と悲しい気持ちになっているでしょう。でも、あきらめないで!生理中でも、温泉旅行をそれなりに楽しむ方法はありますよ!今回は、私の体験をもとに、生理中の温泉旅行の楽しみ方や入浴方法について考えてみました。温泉旅行に生理がかぶりそう、かぶってしまった、そこのあなた!ひとまずこれを読んで、気持ちを落ち着かせましょう。
最悪!温泉旅行に生理がかぶった
これを書いている私も、温泉旅行に生理がかぶった運の悪い女です。生理になったのは温泉旅行の前日で、1泊2日しかない温泉旅行に生理2日目がかぶるという、最悪な体験をしました。今回はその体験をもとに、生理中の温泉旅行の楽しみ方や入浴に関するあれこれについて考えていきます。
温泉は潔くあきらめよう
生理中の温泉入浴に関しては、以下のような意見があります。
- 不衛生だから、絶対入ってはいけない
- タンポン使ったら、大丈夫
- 出血が少ない、生理後半なら入ってもいい
- 湯船に浸からずシャワーだけならOK
結論から言うと、私は潔くあきらめました。理由は、①温泉に入っている時、生理のことを気にするのが嫌だったからと②周りのお客さんや宿・温泉施設の人に迷惑をかけたくなかったからです。せっかくリラックスできる温泉なのに、生理のことで頭がいっぱいになるなんて本末転倒…。夜遅い時間の入浴も考えましたが、人がいないとは限らないし、迷惑をかけてしまうことには変わりないので、おとなしくあきらめることにしました。
もちろん、状況や考え方は人それぞれですから、この判断が絶対とは言えません。でも、こうやって検索をしているということは、生理中に温泉に入ることに抵抗や不安・迷いがあるからですよね。だったら、変な後悔や罪悪感を残さないためにも、あきらめた方がいいと思います。
温泉旅行を楽しむために!お風呂問題から解決しよう
温泉をあきらめる決心ができたら、この温泉旅行を楽しむために、まず「お風呂をどうするか」という問題を解決しておきましょう。具体的な解決策は、私が思うに3つあります。
解決策1:部屋風呂に入る
一番楽な方法は、部屋風呂を利用することです。露天風呂付きのいい客室でない限り、温泉に来た感はなくなりますが、生理を気にすることなく、安心してお風呂に入ることができます。

同室の人への配慮は忘れずにね!
もし今が温泉旅行前で、部屋風呂がない部屋を予約していたら、今すぐ宿に電話して、部屋風呂付きのお部屋に変更できないか、相談してみましょう。思い切って宿ごと変更するのも、なしではないですよ。値段はアップすると思いますが、ゆっくりお風呂に入るやすらぎと安心感には代えられません…!
お部屋のグレードアップは金銭的に無理!という場合は、次のプランを考えてみてください。
解決策2:貸切風呂という選択肢
貸切風呂を使えば、いろいろな悩みは割と全部解決します。周りの目を気にすることなく、温泉旅行の雰囲気も楽しめる!最高のプランです。宿によっては先着順で予約できたり、数千円のプラスで利用できたりするところもあるので、部屋をグレードアップするよりは安く済むことも多いです。
ただし、大浴場と同じように貸切風呂も、他の人が利用することに変わりありません。衛生面への不安や出血の心配がなくなるわけではないので、生理中は貸切風呂を利用しつつ、シャワーで済ませるのがおすすめです。
また、気持ち的に安心して利用できないという方は、思い切って宿の方に事情を説明し、利用して良いか相談してみましょう。快く使って良いと言われたら安心して利用できますし、嫌な顔をされたら(ちょっと悲しいけど)潔くあきらめれば良いだけです。
解決策3:お風呂に入らない
部屋風呂がない、貸切風呂も使えない。こうなったら、お風呂に入らないというのも、ひとつの選択肢です。生理中なので、特に清潔にしておきたいところですが、仕方ありません。
お風呂に入らない場合は、ウォシュレットのビデ機能を使って洗ったり、汗拭きシートやデリケートゾーン用シートで拭いたりすれば、少しは気持ちが落ち着きますよ。ドライシャンプーもあると便利ですね。こうしたグッズはコンビニやドラッグストアでも買えるので、困った時は調べてみてください。

風邪だと思い込めば、お風呂に入ってないことも気にならない…かも!
できるか微妙なその他の解決策
上記の3つの方法以外にも、いくつか解決策を考えてみました。実現できるかは微妙ですが、どうしてもお風呂に入りたい場合は、以下の方法が役に立つかもしれません。
- 近くのネットカフェやマンガ喫茶を探す
- 一時利用できる貸切風呂がないか探す
- 大浴場の利用時間終了後に使えないか相談してみる
ネットカフェやマンガ喫茶があれば便利ですが…。温泉地の近くには、あんまりないと思います。一時利用できる貸切風呂なら、まだチャンスはあるかもしれませんね。最後の方法は、宿や温泉施設の方に迷惑をかけることになるので、あまりおすすめはできません…。

私なら、考えるのも疲れるから、もうお風呂いいや!ってなる
生理でも大満足!温泉以外の楽しみ方~草津温泉を例に

ここからは、生理中でも楽しめる、温泉以外の遊び方・楽しみ方を紹介していきます。今回は、私が行った群馬県の草津温泉を例に紹介していきます。
足湯なら生理中でも楽しめる!
温泉に入ることをあきらめた私は、とにかく足湯に入りまくりました。温泉地なら、必ずといっていいほど足湯があると思うので、生理がかぶっちゃった人は、まず足湯スポットを検索しましょう!
草津温泉には、無料で入れる足湯スポットがたくさん!
草津温泉には無料の足湯スポットがいくつかあったので、生理中でしたが温泉のお湯を楽しむことができました。足湯に入って散策して足湯を見つけて入って…の繰り返しでしたが、結構楽しめました。
観光スポットを楽しむ
観光スポット巡りなら、生理中でも大きな影響はありません。ただ、観光中も、トイレが気になったり体調がすぐれなかったりと、生理中ならではの不便さもあります。特に体調面は要注意!温かくして、無理のない範囲で楽しんでくださいね。
私が行った草津温泉の観光スポット
■草津温泉の中心・湯畑

草津温泉と言えば、やっぱり湯畑!

離れていても、硫黄の臭いがしました。

夜はライトアップもありました。生理中で温泉に入れない分、夜までしっかり観光を楽しみました。
■湯もみショー

もののけ姫!!!2階から見ました。硫黄の臭いと暑さがスゴかった!
■西の河原通り

お店エリアは映えスポットもありました。ほどよい散歩は体もあたたまって、生理中の体調も良くなりそう!(私の場合です。しんどい時は無理しない。)
浴衣で散策
温泉地の旅館であれば、散策にも着ていける浴衣を用意してくれているところも多いです。かわいいデザインの浴衣をレンタルできるところも、きっとありますよ!かわいい浴衣を着て、生理中の下がったテンションを上げていきましょう!!
温泉地ならではの食事を楽しむ
食事も旅行の楽しみのひとつ!温泉地には、 温泉饅頭・温泉たまご・温泉サイダーなど、温泉地ならではのグルメがいっぱいあります。その地域の名産品を楽しむのもいいですね。
ちなみに私は、旅館の部屋食を楽しみました。ちょっと高かったけど、地元の食材をいっぱい楽しめたし、温泉饅頭も食べれたし、何より豪華で大満足でした。

生理中だから、冷たい食べ物には要注意ね!!
生理で温泉を我慢した自分にご褒美を買う
生理がかぶって温泉を存分に楽しめない分、自分へのご褒美・お土産は奮発しましょう!食べ物系や雑貨系のお土産もいいですが、やっぱり入浴剤や化粧水、パック、石けんなど美容系のお土産がおすすめ!私は、パックと入浴剤と石けんと保湿クリームを買いました。

温泉成分配合ってだけで、なんかよさげ!!
ちなみに、そのとき買った保湿クリームがめっちゃよかったので、旅行後もネットで買って使い続けています。(いや、ネットで買えるんか~い!)
今回の旅の教訓~生理中の温泉旅行のすゝめ
- お風呂付の部屋もしくは貸切風呂のある宿を予約する(当日の場合は宿の変更も視野に)
- お風呂に入らない可能性も考えて準備する
- 足湯スポットはマストで調べる
- 行きたい観光スポットや食べたい名物などを入念に調べておく
- 生理痛や冷え対策は万全に!
- 温泉を我慢した自分にちょっとしたご褒美を!
まとめ
私の場合、生理になったことで温泉は入れませんでしたが、その他の部分は十分楽しめました。むしろ、生理になったことで、いつも以上に張り切って観光できた気がします!また、リベンジ旅の楽しみも増えたので、旅が終わった今は、結果オーライだなと感じています。

生理中でも楽しい温泉旅行になりますように!
コメント